同じ独身といえども、
男性と女性では保険加入について少し気をつけないといけない点があります。phm06_0143-s

といいますのも、女性は特に結婚後、出産するという可能性があり
その出産の状態によって医療保険の加入について影響が少なからずあるということを、
ここで認識していただければと思います。
(死亡保障については、異常分娩になったから加入できないという心配はほとんどの場合ありません)

みなさんが思っている以上に、医療保険は告知が厳しい?

その①・・・妊娠中、万が一妊娠中毒症となれば医療保険の加入は、難しい・・・?
まだご結婚していない独身女性に、出産のリスクを語ること自体ナンセンス
かもしれませんが、出産するまでに、妊娠中毒にかかったり、帝王切開になったり、
いろいろなリスクがあります。

その状態になってしまってから医療保険に加入しようとしても、
加入する際に条件がついたり、医療保険の申し込みを断られたりすることを
皆様あまりご存知ないですね。

また出産は当分ないとしても、最近の若い女性に多い女性疾病が子宮内膜症、
子宮筋腫ですが、これもなかなか医療保険の加入についてやっかいで、
保険会社の引き受けに条件がつくことがあります。
たとえば、子宮全体の疾病における入院や手術は5年間免責、
出産についての入院や手術は一生涯免責など。

その②・・・ガンについては、30代の女性は男性よりもリスクは大?

30歳から乳がんや子宮がんの検診を市が推進していることは、ご存知でしょうか?
ガンに関しては30代の女性のほうが男性よりもガンにかかってしまう可能性は大きいのです。
乳ガン・子宮ガンは女性特有の臓器からなるもの・・・
若いうちのガンは進行も早く侮れません。
医療費のかかるガン保険も検討する余地は多いにあると思います。

結論・・・ いつか結婚し子供を出産するというライフデザインをお持ちの方は、
出産というリスクがやってくる前に、医療保険だけはしっかり加入しておきましよう。

生涯独身であったとしても結婚したとしても、老後に医療保険は必ず役立つもの。
すべてを医療保険でまかなうと思わないで(そうしますと保険料が高くつきますので)
貯蓄と保険の二本立てでお考えになるといいですね。

 

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